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ロウ付け

よくあるお客様のお困りゴト…

ロウ付剥がれ

接合強度が弱く、チップが剥がれてしまう。

ロウ付け隙間

チップと台金の間に隙間
(ボイド・ピンホール)ができてしまう。

カケ・クラック

カケ・クラック(ヒビ)が
起きてしまう。

寿命が短い

工具寿命が短い、頻繁に交換が必要。

製品の反り・歪み

反りや曲がり、歪みが生じる。
 

微細な接合

部品が小さすぎる。
細かすぎる。
 

公差が厳しい

ロウ付で接合後の寸法公差が厳しい。

ハイスのロウ付

ハイスが硬度低下を起こし、切れ味・寿命に影響する。

業者の廃業

ロウ付業者の廃業で新規メーカーを模索中。

単品テスト品

単品・単発なので断られてしまう。

量産対応できない

量産対応できる設備がない。
納期の確約が取れない。

短納期である

短納期対応できない。
納期の確約が取れない。

現品のみ…図面がない

チップの材質なども使用方法などからご提案。
現品から図面を起こして加工することもできます。

誘導加熱ができない

材質によっては電磁誘導の原理での加熱方式がとれません。
直接加熱方式にてロウ付いたします。(酸素・ガス・バーナー)

品質が不安定

タッチパネル式数値制御での高周波ロウ付機で同条件での接合が可能。また妥当性記録を保管しトレーサビリティも万全です。

ロウ付前後の加工まで

切削・接合・熱処理・精密研削まで一貫生産体制でご対応致します。

…その他、うまくいかないロウ付でのお困りゴトを 一緒に解決させてください。

タッチパネル式 数値制御 高周波ロウ付機
  ではスローアウェイチップ(刃先交換式チップ)を刃物として使用されるお客様多くなり、ロウ付けバイトを作ってる工具メーカー縮小傾向にあります。
それにはロウ付技術の伝承の難しさ大きく関係しています。
  弊社はソリッド・スローアウェイ工具精密加工得意分野としておりますが、お客様よりロウ付けでなければならない工具のご依頼を多くいただくこともあり、ここでは弊社ロウ付技術の特徴と、ロウ付工具の利点とお客様にとってどのようなメリットがあるのかお伝えいたします。
ロウ付工具の特徴

異種金属同士の接合ができる。

ロウ付固有技術
ロウ付け(英語:BRAZING)は、鉄・鋳物や超硬・タングステン・サーメット、ステンレスや真鍮・銅などの異種金属同士の接合が可能です。
溶接とは違い、融点が異なる異種金属同士の母材を溶かすことなく接合できるため、
外観に大きな歪みや変形がほとんど起きませんので母材形状が重要な部品でとても活躍します。
当社では安定性・汎用性の高い銀ロウ付を主に使用し、フラックス・ロウ材など適切なものの使い分け、管理も徹底しております。

接合強度が強い。

誘導加熱による電極ロウ付
接地面積が小さい微小部品であっても、非常に強い接合強度・耐圧のため簡単には剥がれません。
そのため、接点や電極・センサー部品・剛性が必要な重切削工具などにも銀ロウ付が多く利用されます。
また、一般的な「はんだ」の融点は約200~300℃程度と低温での融解に対し、銀ロウ付の融点は700~800℃前後と高いため、高温下で使用しても剥がれない耐熱性があります。
はんだとの違いは450℃を境界とする融点の違い・強度の違いともいえます。

微小部品の溶接が出来る。

Φ1超硬球の微細ロウ付
『母材を溶かさない』という特徴によって形状や美観を保ち、微小部品でも綺麗に溶接することが可能な特殊精密接合です。
微細部品のロウ付には高い技術力が必要になります。
Φ1.0の球体を一点で強固に接合することもできます。
(写真参照)

気密性(密閉性)が高い。

毛細管現象を利用し、隙間にロウ材を溶かし込み接合する溶接技術ですので、ロウ材が流れ、入り込むことで内部の気密性(密閉性)が高く保たれます。
気体や液体の漏れを止めることができるので、配管部品にも利用されます。
または電波まで遮断し、外部に漏らさないことが出来る技術です。
 

 

材料費の削減によりコスト削減

ロウ付総型バイト
・台金とチップの材質を変え材料費を削減
・使い捨てでないため再研磨ができる
重量、大きさがある工具でも刃先だけ張替え再生させることが出来る
・加工箇所により必要な数種類の交換式バイトが総型バイト1本で大量生産・時短に貢献

切れ味・刃持ち・耐衝撃性

ハイススロッター 粉砕刃やハンマーにも
・工具に靭性(ねばり)を持たせてカケにくくする
ビビリ食い付きを軽減する台金の提案
・台金部は破砕・粉砕、ハンマーなどの衝撃にも強い
・ハイスも低温銀ロウ付技術により硬度低下を押さえる

加工面

タップなどの追加工も容易に
・ネジなど台金への微細な追加工が容易にできる
・人による取り付け時の強弱による個人差で寸法公差や面粗度に影響されにくい

社内一貫生産体制

社内一貫生産体制
切削、ロウ付、精密研削、高精度な検査設備までを社内一貫生産体制を整えることで
安定した品質・コストカット・スピーディー・柔軟な対応とQCDFに貢献。
・市販工具では対応しきれないお客様専用のオーダーメイド工具お客様だけの最適な工具のご提案

 
 

Web・オンラインでの打ち合わせにもご対応致します。ご相談ください。


 

切削加工

マシニング 旋盤
マシニングセンター
切削加工はロウ付の台金部分を製作します。
大小さまざまな材質の鋼もフライス盤や最新のマシニングセンター、旋盤などを用いて機械加工します。
条件次第では熱処理済みの焼入れ鋼でも切削加工が可能です。

ロウ付(ろう付け)

ロー付
高周波ロウ付
従来、職人の経験や勘に頼っていたロウ付ですが、検査の難しいロウ付け製品の品質を安定させるため、製品ごとに数値化・データ化を推進しています。
高周波ロウ付け機に出力・時間・温度等のデータをタッチパネルで設定し、いつでも同じ条件下で接合させることが可能です。
設備は数値制御式高周波ロウ付け機、アセチレンガスと酸素でのトーチろう付けを製品に合わせて使い分けています。
硬度低下の恐れのあるハイス(高速度鋼)は全数硬度検査を行い万全を期しております。

平面研削

鏡面加工Ra0.01以下
平面研削盤
平面研削盤ではロウ付されたチップと台金をダイヤモンド・CBN砥石を使用し同時研削していきます。
寸法精度は±0.001㎜以下でのサブミクロン、面粗さはRa0.01以下での鏡面仕上げにすることができます。
薄板厚0.15㎜の超硬刃物の研削も可能にしました。
円筒研削盤では外周部の研削加工・端面やテーパー部の研磨ができます。

プロファイル研削(PG)

超精密で微細な形状も可能
プロファイル研削盤
プロファイル研削盤では肉眼での加工ができない複雑な微細な形状・刃付を行います。
他社では加工困難な微細な加工を得意とし、先端R0.02の形状も技術の向上により可能といたしました。

最終検査

三次元測定・光学式顕微鏡など
2・3次元測定器、粗さ、光学式顕微鏡など
出荷前には最新の検査設備にて最終検査を行います。
お客様の要望に合わせて検査表の添付やマーキングを施します。
刃先などを保護し、丁寧に梱包作業を終えて出荷となります。
 
 
 

 
  ホルソーロウ付、当日に現品着で当日集荷迅速に対応いただき、とても助かりました。
  ありがとうございました。
(U製作所 Y様)
 ロール加工の種類が増えている。
外注先1社増やすことを、全国に号令して何十社も問い合わせをしたが、みな図面を見て「できない」と断られた。
 話が進んだのは御社だけです。
 とても高い技術力をお持ちなのですね。
(F社 Y参事様)
 試作品とても良くできていました。ありがとうございました。
生産技術会議で御社の話をしたところ、技術担当の執行役員が、ぜひ御社の技術力生で見たいということになり、工場見学をお願いしたいのでよろしくお願いします。
(Y社 M様)
 発注漏れ・発注数量を間違えてしまったところ、すぐに残りを加工・納品していただいてとても助かりました。
 ユーザーは新規客先でしたが、そのユーザーさんからは『品質もいいし、工具寿命は既存の2倍持ち、ラベルも綺麗。梱包の仕方もしっかりしていてとても安心できる』と褒めていただきました。
 その新しいお客様と取引が拡大していけそうです。
社員の皆様にお礼をお伝えください。
 (商社K O様)
ハイス(高速度鋼)のロウ付はできますか?
なぜ迅速な対応・正確な納期での納品が可能なのですか?
どのような製品を扱っているのですか?
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